ベル通信

ベル通信 Vol.044【2020年4,5月号】

院長のごあいさつ

5月5日のこどもの日の夜明け、3132gの元気な男児が生まれて来ました。よォーこそ。お母さんは40歳を過ぎた3人目の方で、硬膜外分娩(無痛分娩)を行い無事に出産され安堵されていました。2人のお姉さん達はTV電話での参加でした。

わが国において、出産の平均年齢は年々上がってきており、第1子出産年齢は30歳を越えるようになりました。医学的には、35歳以上で出産することを「高年出産」といいます。高年での妊娠、出産にはさまざまなリスクがあることが知られています。硬膜外分娩には分娩時の高血圧を予防する効果が有り、産後の体力温存にも役立ちます。ただし、安全な硬膜外分娩を行う為に、医療者は周到な準備が必要です。

3月の末に東京2020五輪の延期が発表されました。昨年のNHK大河ドラマ「いだてん」の中では、1964年の東京五輪が開催されるまでの物語が描かれました。関東大震災が有り、太平洋戦争が起こり、幻の1940東京五輪が中止になりましたが、それでもあの1964五輪にたどり着きました。諦めなかった先人達に感謝します。周到な準備をして、全世界ののアスリートに最高の舞台が用意される事を願っています。

巣ごもりのステイホーム週間となった今年のゴールデンウィーク。未来を担う新しい命の誕生に感謝しつつ過ごしています。
(鈴木まさし)
happybaby00 クリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介します! 2020年3月生まれの赤ちゃん 2020年4月生まれの赤ちゃん ※ 許可を頂いた赤ちゃんの写真のみを掲載させて頂いております。
【入院中】
・妊娠発覚からお世話になりました。本当に良いクリニックです。特に出産した時は先生はじめ、助産師さんにたくさん助けて頂き無事に出産できました。旦那共、本当にここにしてよかったねと言い合えたステキな産婦人科です。

・皆様のご協力のお陰で、無事に元気な赤ちゃんを出産する事が出来ました。ありがとうございました。帝王切開中の持ち込みCDをOKしてくださり感謝です。上の子と同じく、良い思い出になりました。皆様の優しい声かけが私たちのやる気up、いやしになりました。楽しい日々をありがとうございました!!2人目育児ガンバルぞ!引き続き宜しくお願いします。

・第二子出産でしたが、第一子の時と同様、丁寧な対応をして頂き快適に妊娠・入院生活をすごす事が出来ました。先生を始め看護師さん、助産師さんが相談しやすい雰囲気を作って下さり、ありがたかったです。また、毎日しっかりと院内のおそうじもされていて、安心して気持ちよく利用することができました。次回もまたこちらのクリニックを利用できたらいいなと思います。毎日の食事もバランスが良くおいしく、楽しみでした。

・いつも通り助産師さん、看護師さん、キーパーさん皆さん声かけなど優しくして頂き、快適な入院生活でした。出産時も先生がビデオ、カメラしっかりとって下さっていい記念になりました。食事も基本的にごうかで大満足です。お祝いディナーもベルでうんだ!という気分になれました。こんなご時世ですが、家族の立ち合い、面会もさせて頂けてありがたかったです。ニューボーンもかわいくとってもらえて幸せでした。まだワクチンなどでいろいろお世話になります。よろしくお願いします。

・通院時から、身体の不調などありましたが、ヨガ教室や安産教室、鍼灸などを利用させていただき、体調を整えていくことができました。出産を安心して無事出産する事ができました。産後もお腹の痛みや授乳にもひとつひとつ丁寧に対応していただき、とても感謝しています。大変お世話になりました。ありがとうございました。食事もおいしくて、とても元気が出ました。

 
  kouzyou 【入院中】
・相部屋でしたが、授乳時に足元における台があるといいなと思いました。

スタッフより お部屋で授乳をされる方で足台をご希望される方には貸出ししておりますが、説明・声かけが行き届かず、ご不便お掛けし申し訳ありませんでした。ご希望の方はお気軽にお声掛けください。



・ディナーを3Fでする時のイスにも円座クッションをおいてほしいです。

スタッフより ご不便お掛けし申し訳ありませんでした。お手数をおかけしますが、必要な方はお部屋にある円座クッションをお持ちいただくようお願い致します。

貴重なご意見ありがとうございました。

             
chiebukuro

【妊娠中の性感染症について】

【性器クラミジア感染症とは】
日本では最も患者数が多い性感染症です。(妊婦における罹患確率は約3~5%)



クラミジア頚管炎の妊婦さんが感染に気付かずに経腟分娩すると、胎児が産道感染する可能性があります。
産道感染すると、肺炎や結膜炎などを発症することもあります。
発症頻度としては、クラミジア肺炎が約5~6%、結膜炎が約30%とされています。

【母子感染の予防のために】
当院では、胎児への感染を予防するため原則として26週の妊婦健診でクラミジア検査を行っています。

【治療法】
薬物療法として、当院では、飲み忘れの心配がなく1回の服用で治療が終了する「ジスロマックSR」を処方し、約1カ月後に治癒したかどうか再検査します。 また、陽性になった時点でパートナーには泌尿器科を受診して頂き、精査・治療を勧めています。 クラミジア感染症に限らず、妊娠中にかかると胎児に影響を及ぼす病気が沢山あります。きちんと定期受診をして、診察・検査を受け赤ちゃんを守りましょう!