院長からのごあいさつ
朝晩が涼しくなり、食欲の秋が訪れようとしています。
近頃は、CMのせいか、糖質減量とトレーニングでのダイエット法が流行っています。
成功している方やリバウンドしてしまった方、様々のようです。「妊娠中の体重増加量」については、その人の妊娠前の体格、即ちBMI値(肥満度)に応じて指導する事になっています。
目的は複数有りますが、健全な妊婦生活と赤ちゃんの為です。ヨロシクお願いします。
スリムな体型を希望の皆さんは、産後のプログラムも充実させていますので、是非ご利用ください。
(鈴木まさし)
2015年8月にクリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介いたします!
※ 8月16日以降に生まれた赤ちゃんで、許可を頂いた方のみ掲載させて頂いております。
【外来】
待ち時間が少なく、スムーズに診察していただいて大変ありがたかったです。
また、先生には子供たちに優しく声をかけていただき、エコーも子供たちに説明して下さって
とても嬉しかったです。
【分娩】
しんどい時に「今が1番辛い時だからね。」と言ってもらえたことで、気持ちが楽になりました。
いきみたい時におしりを押してくれたり、「破水したら一気にお産が進むと思うからね。」など
たくさん声を掛けてくれたお陰で、心の準備ができ安心してお産に臨むことができました。
赤ちゃんに会えた時、本当に幸せな気持ちになれました。
カンガルーケアの時間もゆっくりできて良かったです。
写真もたくさん撮っていただき、立会いできなかった主人や子供に見せることができて
本当に良かったです。ありがとうございました。
【入院中】
ハウスキーパーさんの行き届いた丁寧な掃除のお陰で、入院中、外来診療中共に快適に過ごすことが
できました。ありがとうございました!
【入院】
夜間お腹が空いたので、何か食べるもの(お菓子)等があると嬉しい。
【ベルスタッフより】貴重なご意見ありがとうございます。3階の自動販売機に新たに
大豆バーなどを設置しました。是非ご利用ください。
シャワーの水がなかなかお湯にならなかった。
【ベルスタッフより】貴重なご意見ありがとうざいます。業者に点検依頼し確認したところ、
今年は猛暑による給水タンク内の水温上昇の為、同様のトラブルが多いとのこと
でした。給湯器の設定温度もやや低いと指摘を受けたため、給湯器の設定温度を
上げ改善済みです。ご迷惑をお掛けしました。
妊娠と葉酸
葉酸は、葉物野菜、果物、豆類、レバーなどに含まれるビタミンB群の一種で、お腹の赤ちゃんが発育するのに大切な栄養素です。特に妊娠初期に不足すると赤ちゃんに神経管閉鎖障害* のリスクが高まります。 また、葉酸を摂取することで、早産、胎児発育不全、常位胎盤早期剥離、妊娠高血圧症候群などの合併症を減少させる可能性があると言われています。
*神経管閉鎖障害とは...
脳や脊柱に起こる先天性癒合不全のことを言い、無脳症、脳瘤、二分脊椎などがあります。
1日摂取量の目安
葉酸を多く含む食品
・緑黄色野菜(ほうれん草、ブロッコリー、アスパラガス、チンゲン菜、かぼちゃ)
・果物(いちご、マンゴー、オレンジ)
・豆類(納豆、小豆、枝豆)
葉酸は水溶性ビタミンで調理損失も大きい上に、体内で消化吸収されるまでに多くが分解され失われてしまいます。食品のみで摂取するのは大変です。
葉酸の摂取方法と注意点
神経管閉鎖障害の発症リスクを下げるために、葉酸の摂取が有効とされています。しかし、神経管は妊娠6週末と早い段階で閉鎖するため、妊娠する1か月前から摂取することが理想です。赤ちゃんを希望される方は、妊娠する前から積極的に摂取しましょう。
葉酸は食事だけで必要量摂取するのは難しく、食事にプラスしてサプリメントで補うことをお勧めします。
但し、葉酸を過剰に摂取することで、生まれた赤ちゃんに喘息や呼吸器感染症などのリスクも報告されています。1日量が1000μgを超えないように注意しましょう。