院長のごあいさつ
2019年の途中、『平成』の時代が終わり、『令和』の時代となりました。当院では平成の最後は女の子、令和の最初も女の子が誕生しました。よォーこそ。二人とも硬膜外分娩(無痛分娩)でした。少産・少子化のこの時代、自然分娩、無痛分娩、帝王切開分娩、吸引・鉗子分娩、どんなスタイルの分娩だろうと、我々ベルスタッフは、妊娠を決意し、出産・育児を前向きに考えている人達を支持します。 平成元年(1989年)に医師になった頃の産科婦人科は、日本でも名古屋市立大学病院でも、体外受精での妊娠は今よりずいぶん少なく、その後凍結・融解胚移植、顕微授精と生殖補助医療(ART)は発展し、今では世界有数のART天国となり、少産・少子化が進行するなか、約20人に1人はART児になっています。当時名市大病院では硬膜外分娩は行っていませんでしたが、平成30年12月から無痛分娩センターが開設され、より安全な硬膜外分娩を普及させようとしています。 又、当時の手術は開腹手術が標準でしたが、今や帝王切開以外は婦人科がんの手術でさえも腹腔鏡手術で行われる様になって来ました。 新しい技術は新しい時代を築きます。でも人の気持ちは急には変われないとも思います。初心を忘れず、人の気持ちに寄り添いながら未来に向けて変化して行きたいと考えています。 (鈴木まさし)クリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介します! 2019年3月生まれの赤ちゃん
【外来】 ・1階にもキッズルームができていてありがたかったです。 【入院中】 ・私のお産が進むまでの間、7才の娘と5才の息子に先生が命が産まれるまでの授業をして下さり、夫や未婚の私の妹も熱心に聞いていた。とても笑顔いっぱいゆったりとした安心できる時間でした。娘は赤ちゃんが産まれるのを見て「ママと赤ちゃんががんばっていた姿を見ていたら涙が出たよ」と言っていました。本当に心に残る出産でした。部屋のシャワーとってもサイコーでした!!!座ってゆっくりあびられたので、いやされました。 ・ご飯がとても美味しく入院中の楽しみです。先生を始めスタッフの方が気軽に接してくださったり、優しく話を聞いて頂けるので安心して入院前から通院することができました。託児ルーム等あるため、上の子を遊ばせたりできるので上の子もあきずに時間が過ごせました。 ・一人目の時と同様、とても快適に入院生活を過ごすことができました。分娩時も先生や大勢の助産師さんに励まされ、バースプランで希望した通りにしっかり呼吸しながら産むことができました。入院中の食事も毎回おいしくいただき、お部屋もいつもきれいで過ごしやすかったです。
骨密度を調べてみませんか? 閉経後の女性は、骨密度を維持する女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少するため骨粗鬆症にかかりやすくなります。骨粗鬆症になると骨折しやすくなり、骨折すると寝たきりのリスクが高まります。 自分の骨の状態を知り、骨粗鬆症を予防しましょう。 ★次回のベル知恵袋は、骨密度(骨塩定量)についてお話します。