院長からのごあいさつ
平昌オリンピックが無事終了しました。各国の政治的な動きも有り、開催前は今ひとつ盛り上がりに欠けている感じが有りました。
その中で、スピードスケートの小平奈緒さんのレース直後の態度には深い感銘を受けました。あの時と同じだ、1980年全米オープンゴルフで帝王ジャック ニクラウスが本当に久しぶりのメジャー優勝パットを決めた直後、熱狂する観客に対し、死闘を演じた日本の青木功(イサオ エオーキ)の為に静粛を求めるポーズをとりました。「未だ彼のプレーは終わっていない」と。小平さんは、この日まで自分を導き高めてくれた韓国の李相花(イ サンファ)さんの為、ニクラウスと同じ様に観客に静粛を求めました。正々堂々競技を行なったプレーヤー同士の本当の意味でのお互いのリスペクトを感じました。
女性アスリートは、過度なトレーニングによる無月経、摂食障害、骨粗鬆症が問題になる事が指摘されています。又、月経周期に伴うコンディションの変化も有ります。産婦人科医はこれらを念頭にホルモン療法を行なったり、必要であれば専門医に紹介する事が求められています。ホルモン剤を使用した月経周期の調節は、アスリートだけで無く、この時期は受験生に取っても大事な事です。どうぞご相談下さい。
スポーツは筋書きの無いドラマです。東京オリンピックがますます楽しみになりました。
(鈴木まさし)
クリニックベルで誕生した赤ちゃんをご紹介いたします!
2018年1月生まれの赤ちゃん
平成30年2月生まれの赤ちゃん
※ 許可を頂いた赤ちゃんの写真のみを掲載させて頂いております。
【外来】
・外来にキッズスペースができてありがたいです。
【入院中】
・入院中に鍼灸をすすめてもらい、施術後むくみもだいぶ取れてすっきりしました。
・帝王切開で主人が立会い(立ち会えることもびっくりですが)主人の意識も変化したようで、いつもに増して優しくなり助かっています。
・出産時、家族では撮れない写真を先生が撮ってくださり、とても良い思い出が残りました。
・産後は授乳のことについて毎回丁寧に教えていただけたので、不安なことをすぐ確認できたりと安心して行うことができました。食事はどれもおいしかったです。
・はじめての出産で不安いっぱいでしたが、おしもも切らずに済み、スマホだったのにステキな動画までとっていただき、長い時間ささえていただけ、思い出深い出産ができました!
・先生のビデオ、写真もすごく上手に撮って頂けていて感謝です。今回ニューボーンフォトも撮れてびっくり&よかったです。
・入院中の食事ですが、洋食のときにも箸があると嬉しいです。
スタッフより
洋食の時は、ナイフ・フォークのセッティングでしたが、お箸も一緒に添えることにしました。
貴重なご意見ありがとうございました。
・以前より多数ご要望をお寄せいただいた1階待合室のキッズスペースが、2月6日に完成致しました。
おもちゃ以外に絵本もたくさん揃えております。
☆☆ お子さま連れでも、お気軽にお越しください。☆☆
赤ちゃんの嘔吐のお話
赤ちゃんの胃は未発達のため、授乳後に吐くことは良くあります。しかし、慣れない育児の中で吐くということが、産後間もないお母さん達に不安を与えているというのも良くあることです。
今回は、そんな赤ちゃんの嘔吐についてお話します。
赤ちゃんが吐きやすい主な原因
心配のない嘔吐
・吐いても母乳やミルクを欲しがる。
・いつも通り元気がある。
・体重が増えている。
※授乳の後にタラリと吐くのは溢乳(いつにゅう)といい、心配はありません。
母乳やミルクの飲みすぎも嘔吐の原因になるので、飲ませすぎていないか授乳量を確認してみましょう。
心配な嘔吐
・授乳の度に噴水のように多量に吐く。
・繰り返し吐いて、お腹が張っている。
・体重の増えが悪い。
・元気がなく、ぐったりしている。
・緑色や血液のような赤色の物を吐く。
★心配な嘔吐がある時は、肥厚性幽門狭窄症などの消化器系の病気や感染症(ロタ・ノロウイルスなど)の可能性も考えられるので小児科を受診しましょう。
赤ちゃんが吐いたら慌てずに口の周りを拭き、しばらく縦に抱いて様子を見てあげましょう。
服が汚れていたら、嘔吐が落ち着いてから着替えさせましょう。
よく吐く赤ちゃんでも、3~4ヶ月の頃にはあまり吐かなくなり、成長とともになくなります。